皆様こんにちは。
クラウド会計ソフト、話題ですね。
確定申告時期ですが、個人でクラウド会計ソフトをすでに使っている人も見かけます。
新しいクラウド会計ソフトの専業メーカーは、事業者へのライセンスは非常に安く設定しています。
そういうことも使おう、と思うところなのだろうと思います。
私の税理士事務所ではどうかといいますと、まだ検討中というところです。
クラウド会計ソフトは、基本的にはブラウザーで動きます。
スタンドアローンのPCにソフトをインストールすることなく、ブラウザーで
会計ソフトメーカーサーバーに接続して、ブラウザーで動くわけです。
税理士事務所は、記帳代行をしますし、確定申告時期にかなりの仕訳入力をするのですが、
クラウド会計の特徴はそうした動作の一つ一つで、ネットを介しての通信が発生します。
これが動作が遅くなる原因となります。
税理士事務所では動作が遅い会計ソフトは死活問題で、なかなか導入しにくいところです。
デスクトップアプリなら、基本、仕訳入力は通信を起こしません。早いです。
弥生会計で提供している弥生オンラインは、ユーザはクラウド会計なのですが、
税理士事務所側はデスクトップアプリで開いて操作することができる機能になっており、
税理士事務所として大変使いやすいのです。
異なる会計ソフトを使っている状態で、決算や確定申告をしてあげることはなかなか難しいです。
ご自身で使っているソフトをそのまま使うのであれば、そのソフトを使っている会計事務所を
探す必要があります。
とはいえ、今後、いろいろと機能や価格も変わってくると思います。
環境や状況が整えば、新たにクラウド会計ソフトを導入することもないわけではないでしょう。
ただ、予算面、実際に使うことが出てくるかどうか、そのあたりの判断になります。
クラウド会計ソフトについては、当事務所で関与させていただく場合には、弥生オンラインに限定されてしまいます。
ぜひ、そのあたりも含めてご相談いただければ幸いです。